2015年11月30日月曜日

now, i'm reading this book. 4




こんばんは。古本屋「BOOKBOOKこんにちは」です。
今日はいい天気でしたね。星もきれいに出ている。寒いからよけいにきれい。

今、黒磯のSHOZOのギャラリーで「がく、かがみ、はこ」藤本智紗作品展が行われています。その名の通り額や鏡、箱が並んでます。そこで一緒に文庫善哉という古本屋さんも本を並べているのです。その一冊を買わせて頂きまして、今、読んでます。

友部正人さんの「すばらしい さよなら」詩の本です。
友部さんの歌をきちんと聴いたことはなかった気がしますが、私が好きな人たちはみんな好きだと言っていたな。それなのに、なんで聴いたことないのだろうか。と思いながら、寝る前に詩を一つだけ読みます。寝る前に読むにはほんの少し過激な気がします。ズドンと心に落ちて少しだけ重くなる。朝読んだらどんな風に心に入るのか。明日は早起きして読んでみようと思います。

藤本さんの展示は当初の予定より展示期間が延びて12月3日(木)までやっているそうです。
うっとりする丁寧なその作りは見るだけでも価値があると思います。

2015年11月25日水曜日

2016年カレンダー




こんばんは。古本屋「BOOKBOOKこんにちは」です。
ぐっと寒いです。札幌は雪がすごく積もったとか。へーっとか他人事のように聞いていたら、那須もちらほら降ったと聞いてびびってます。すごく寒い。

今日は、本ではなくカレンダーの話です。
私は、古本屋の他に「tenten mountain (テンテンマウンテン)」というユニットで活動しているのですが、そのtenten mountainでカレンダーを作りました。私のではなく、もう一人のtenten mountain、高塩友美の絵による2016年カレンダーです。わら半紙でいい感じです。最後は丸めて捨ててくれという気楽さです。一つ七百円。気楽な値段です。
このカレンダー、只今、古本屋「BOOKBOOKこんにちは」の隣の棚で発売中です。今日、台湾から来たお客様が買って行ってくれました。ありがたいです。

もう少ししたら、ネット販売しますので、その時またご案内させて頂きます。
是非!買ってほしい!!です!

2015年11月24日火曜日

朗読を聞いた感想




こんばんは。古本屋「BOOKBOOKこんにちは」です。
今日のSHOZO音楽室での「恋しい場所、恋しい瞬間 vol.2」とても良かったです。
朗読を聞くというイベントに参加したことがなかったので、どんな感じなんだろうとワクワクした期待感と少しの緊張。ぼんやりとした頭で参加してきたのですが、すごく面白かったです。音楽もあったからか、劇を見ているかのようでした。物語自体ももちろん面白かったのですが、話の抑揚の付け方とか、間の置き方、手振りの感じなど、柴田さんの後ろに映像が映し出されたかのようでした。
朗読したうちの一冊は昨日「BOOKBOOKこんにちは」の棚に置いた本でした。知っている本からだったので、嬉しくなりました。チャールズ・シミック著の「世界は終わらない」という本です。ピュリツァー賞詩人の代表作。気になる方は、是非、本棚を見に来てみてください!
写真は柴田さん編集のMONKEY最新号。ちょこちょこ読んでるのですが、これまた面白いのです。読みたいものが山のようにあります。幸せなことです。

2015年11月23日月曜日

柴田元幸さんの本




こんばんは。古本屋「BOOKBOOKこんにちは」です。
最近は天気がすっきりしませんね。寒いし、もうすっかり冬ですね。

さてさて、明日は、SHOZO音楽室でイベントがあります。
「恋しい場所、恋しい瞬間 vol.2」という、朗読と音楽のイベントです。
朗読をするのは柴田元幸さんという翻訳家さんです。MONKEYという雑誌の編集者でもあります。という訳で、その柴田さんの関連の本たちを集めてみました。単行本がきれいな状態のものが手に入ったので、おすすめです。おなじみのポール・オースターから、バリー・ユアグロー、レベッカ・ブラウン、チャールズ・シミックなど。MONKEYも一冊だけあります。松本大洋さんの絵が表紙の号。とても読み応えあります。

明日、柴田さんはどの話を朗読するのだろうか。とても楽しみ。
早く寝よう。

2015年10月27日火曜日

now, i'm reading this book.3






こんばんは。古本屋「BOOKBOOKこんにちは」です。
「BOOKBOOKこんばんは」に変えちゃおうかなってくらい夜にしか更新しないのは、夜にしかパソコンを開かないせいです。

今日も読んでいる本の紹介です。これも古本ではないのですが…。
毎晩、湯たんぽを用意するのですが、お湯が沸くまでの短い時間にちょこちょこ読んでいる本。糸井重里さんの「忘れてきた花束。」という本です。小さな言葉シリーズの最新版。本のタイトルのちょっと切ない感じが好きです。そして、帯の言葉もすごい好きです。「誰も負けない、傷つかない、誰も泣かないなんてこと、先に考えてどうするんだ。」しびれますね。

これをパラパラ読みながら湯たんぽのお湯を沸かす今日この頃です。
皆さん、足下は暖かく。が、良いですよ。

2015年10月25日日曜日

now, i'm reading this book.2





 こんばんは。古本屋「BOOK BOOK こんにちは」です。
すっかり秋になってしまいました。
暑い日があっという間に過ぎて、雨ばかり降って、湿度が高くて暑いような寒いような分からない時期が少しあって、それで今は冬の気配がします。 もうほとんど冬かもしれません。

久しぶりのブログは今読んでいる本です。

吉本ばななさんの「ふなふな船橋」です。古本ではなく、わりと出たばかりの新刊です。
とてもいい話でした。どうしてもそっちじゃない。今別れるのが死ぬほど辛い。でもここで別れないといけないんだ。ということが人生にはありますが、その後の人生を自分に嘘をつかずに生きてみなければ、その別れがどこに自分を運ぶかは分からないものです。なので、他人に嘘をつけども(あんまりいいことではないですが)、自分には嘘をつかずに生きたいものだなと思いました。

あと、冒頭に載っているふなっしーの歌の歌詞を読んで、ふなっしーのことがもっと好きになりました。

2015年8月20日木曜日

SHOZO INFORMATION!



こんばんは。古本屋「BOOKBOOKこんにちは」です。
お盆が過ぎると暑くても、なんだかもう夏は終わりだなと思います。
特にこの辺は朝晩も涼しくなってきていて、気分はもう秋です。
そんなこんなで、皆さんはどんな夏を過ごしましたか?

すっかりブログに書くのが遅くなってしまったのですが、7月半ばに発行された「SHOZO INFORMATION」にまたオススメ本2冊を載せてもらいました。

夏の始まるくらいに読み始めて、夏の終わりを感じるこれくらいの時期に読み終わったら最高だなぁと思いながら選んだ2冊です。(今回も何を選んだかはここでは言いません!)
もう1ヶ月くらい経ってしまいましたが、まだSHOZO各店に少しあると思います。SHOZOの素敵なフリーペーパー、ぜひお手に取ってみてください。

そして、そのオススメ本2冊とも、古本屋「BOOKBOOKこんにちは」の棚にあります!(8/20現在)
今から読んで今年の夏を締めるのも良いと思いますよ!

2015年7月4日土曜日

ガレージの中から

こんばんは。古本屋「BOOKBOOKこんにちは」です。

まだまだ梅雨が明ける気配がしませんね。そろそろカラッとした空気が恋しいです。
そんな今週の日曜日、1988 CAFE SHOZOでガレージセールが行われます。
年に一回の掘り出し物ざっくざくのSHOZOのガレージセールで、「BOOKBOOKこんにちは」も少し本を出します。ガレージに眠ってたような本と雑誌です。本は全部洋書です。英語とフランス語の本で、結構古いですがなかなか興味深い本たちです。雑誌はちょっと前にGINZAで話題になった伝説の雑誌「オリーブ」を格安で。量はたくさんではありませんが、興味のある方は是非のぞきに来てくださいね。

それでは、よい週末を。
ボンニュイ!

2015年6月12日金曜日

now I'm reading this book. その1

こんにちは。「BOOKBOOKこんにちは」です。
湿気が多めの毎日ですね。明日は雨だそうです。さっぱりすっきりしたい夜です。

せっかくのブログですので、定期的に、今読んでいる本のことを書いてみようと思います。
今日は、植木一子さんの「かなわない」という本です。
とても薄い本で70ページくらい。日記のようなものです。日記ってすごいなと思う。その日にはこう思っていたけど、数日後にはもうそうは思ってない。そういうのは普通のことだと思うけど、結構重要なことだと、なんと移り気な!と思ってしまう。でも、人間ってそういうものだよなっと思いながら読んでます。そして、当たり前だけど、日記は日付がついている。だからすごくリアリティーがある。内容も赤裸裸で、日記ってこういうのもののことかと思う。私がつけてる適当な日記とは比べられない。自分と向き合って、前へ前へと進んでいく、その姿に心打たれます。いい本です。


2015年5月12日火曜日

grass and stoneという本



こんばんは。古本屋「BOOKBOOKこんにちは」です。
雨がザーザー降っています。
雨音とマッチする本を探しているうちに眠くなりそうな夜ですね。(つまりはとても眠い…)

さて、少し前から「BOOKBOOKこんにちは」では、古本ではない本を置いてます。
黄色い本です。キラキラした紐も付いてます。男の人は手に取らないかもしれない、少しかわいい雰囲気の本です。

Tomomi Takashioの初めてのアートブック「grass and stone」です。

この本はタイトルの通り、草と石がモチーフとなってます。
でも、私たちが知っている草や石とはちょっと違う。本物以上に生きている。草や石の魂の色がそのままそこにあるようです。カラフルな世界がぎゅっと一冊に押込められています。なんだか、こっちの世界が本当のgrass and stone達なんじゃないかなと思います。

ちなみに、この本は、韓国のthe objectというデザイン事務所が企画から、アートディレクション、デザインなど全部やってます。Tomomi Takashioの次の本を作る企画もあるとかないとか。

本棚にサンプルがありますので、(買わなくてもいいので、)立ち読みに来てくださいね。なかなか見応えありの本です。


2015年4月23日木曜日

SHOZO INFORMATIONに!


こんにちは!
暖かくて天気もよくて気持ちのよい日ですね。
こんな日は何をしてても気持ちがよいです。

この前、「BOOKBOOKこんにちは」の由来の話をしましたが、そこで話したフリーペーパーのSHOZO JOURNALがリニューアルし、SHOZO INFORMATIONとなり先週からSHOZO各店に置かれています。本当にリニューアルって感じで、サイズも大きくなって、紙も変わって、見やすくって、素敵なんです!ジャーナルからインフォメーションということでお知らせ中心で、これから行われるイベントへのワクワクが詰まってます。
そんなSHOZO INFORMATIONに「BOOKBOOKこんにちは」のおすすめ本コーナーを載せてもらえました!(嬉しい!)今回は春に読みたい本というテーマで二冊の本を紹介させてもらってます。
あえてここでは何を紹介したかは書きませんが、二冊ともとてもいい本です。

是非、SHOZOでフリーペーパー手に入れてください!本当に素敵なフリーペーパーです!

2015年4月6日月曜日

「BOOKBOOKこんにちは」という名前

こんにちは。古本屋「BOOKBOOKこんにちは」です。

3月もあれよあれよという間に終わってしまいました。本当にあれよあれよでした。
2月27日にひっそりとオープンして1ヶ月と少し。
本棚2つに本をぐいっと詰め込んで小さな黒板に「BOOKBOOKこんにちは」と書いてそっと置いてドキドキしながらスタートしました。
始めは一体この棚はなんだろうか?と思った方もたくさんいたと思います。

大体、BOOKBOOKこんにちはって何だ??
挨拶をされているのだろうか?
誰が挨拶してるのだろうか?それは、一体誰なんだ?

その疑問、ごもっともです。
「BOOKBOOKこんにちは」とは、古本屋の屋号でございます。
とてもわかりずらいので、『古本屋「BOOKBOOKこんにちは」』と最近は書いてます。

この屋号、もともとはSHOZO JOURNALというSHOZOのフリーペーパーで書いているオススメ本の紹介コーナーの名前でした。
SHOZO JOURNALの産みの親である小島さんがつけてくれた名前でとても気に入っていたので、本屋をやるとなった時に、そのまま使うことにしました。
そんな訳で、「BOOKBOOKこんにちは」といいます。

本との出会いの場。はたまた本を介しての人との出会いの場になれたらと思ってます。
皆さんによい出会いがありますように!

2015年3月19日木曜日

初めまして

初めまして、こんにちは。
古本屋「BOOKBOOKこんにちは」です。

小さな町のカフェの中にある古本屋。
本棚二つの小さな本屋です。

どうぞよろしくお願いします。

店主 石井あゆみ


場所 栃木県那須塩原市高砂町6−6
   1988 CAFE SHOZO
時間 11:00-20:00


なお、委託販売となっておりますので、売り場にはおりません。
質問など連絡はメールでお願いします。

bookbookhellohello@gmail.com